さらし生地100%で縫製した巾着袋。
さらし100%と強調したのは、ヒモもさらしで縫っているからです。
市販のヒモを通した方が圧倒的に楽なのですが、以下の3点を考慮して、ヒモも縫う決心をしました。
①乾きやすさ
縫製した平ヒモを結ばずにミシンで縫い止めることで、結び目部分の乾きにくさを解消しつつ使用する生地も最小限にしました。
②織りの美しさ
タテヨコの糸がまっすぐ織られたさらし生地。どうしてもこの本体の美しさに合うヒモが見つけられないためヒモもさらしに。
③いかに「さらし生地」の廃棄をゼロに近づけるか
さらしの生地幅は33cm前後。縦か横に、ほつれ処理の不要な生地端をそのまま活用できるよう設計しています。さらし生地に合わせて裁断・縫製した巾着袋です。そのため基本のサイズは大小2種類。あとはマチありなしの違いです。
ヒモは3cm幅にカットして4つ折りで仕立てています。小の紐の長さ=さらしの生地幅。大の紐はもっと長いですが3cm幅で作るので33cm➗3cm=11本作れて廃棄ゼロ。(=紐は約7.5mm幅の平紐です。)
さらし生地愛をこめて作った、渾身のさらし100%巾着袋の使い道は本当にたくさんあります。
・パッケージされていない野菜などを買いに行った時に入れるプロデュースバッグとして使う。
・洗った葉っぱ類や、使いかけの野菜、痛みやすいきのこ類を冷蔵庫で保存する時に入れる(レタスやサラダ水菜などを洗ったあと巾着に入れて野菜室へ。びっくりするくらいパリパリ、シャキシャキのサラダが楽しめます。きのこも巾着に入れて保存すると日持ちが全然違いますよ。)
・旅行の際に下着や小物類を仕分ける袋として。
・みかんの皮やよもぎをお風呂に入れる際に。
・パンやバケットの一時保管に。
その他さまざまな使い方を、少しずつブログにてご紹介していけたらと思っています。
BabyTシャツをご注文された場合は、暮らしのソーイングSOからお祝いの気持ちを込めて、さらし巾着小に入れてお届けします。